2021年7月30月に「第56回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」が実施され、8月2日以降の緊急事態措置の内容などが話し合われていました。また、飲食店への見回りを改めて実施することや、ゴールドステッカーの進捗に関する資料も紹介されていました。
この記事では、「緊急事態宣言期間の見回り隊活動」と「ゴールドステッカーの申請状況」について、公表された資料と発言内容をまとめたものを紹介します。
2021年8月2日から始まる緊急事態措置について、措置の実効性を確保するため、改めて飲食店への見回りが実施されます。ここでは、見回りを実施する3種類の見回り隊について紹介します。
見回り隊について
見回り隊1:夜の見回り隊
■活動内容
営業時間短縮への協力状況を現地で確認します。未協力店舗に対して、府職員による実地調査を行い、個別要請、命令等の法的措置を実施します。
■対象
大阪府内の約10万店舗 (飲食店営業許可件数)
■見回り期間
・8月2日~8月31日
・夜8時~夜9時半
■体制
最大30人体制(民間委託)
見回り隊2:飲食店見回り隊
■活動内容
酒類提供又はカラオケ設備を提供する場合の施設の休止や、営業にあたっての要請事項(マスク会食の周知、アクリル板の設置など)の措置内容の周知徹底を行います。
■対象
約57,000店舗(テイクアウト店等を除く)
■見回り期間
・2021年8月2日~8月31日
・夜5時~夜8時
■体制
最大150班・300人体制(民間委託)
見回り隊3:夜の繁華街見回り隊
■活動内容
・繁華街(キタ地区・北新地地区・ミナミ地区)における重点的な夜の見回りを行います。
・未協力店舗に対して、府職員による実地調査を行い、個別要請、命令等の法的措置を実施します。
・「夜の見回り隊」とは別の体制です。
・期間中に複数回見回りを実施するそうです。
■対象
キタ地区・北新地地区・ミナミ地区の約8,000店舗
■見回り期間
・2021年8月2日~8月31日
・夜8時~夜9時半
■体制
最大20人体制(民間委託)
■実施状況(7/21~7/28)
「夜の繁華街見回り」については、まん延防止等重点措置期間にも実施されていて、その活動状況は下記の通りです。
・見回り店舗数は4,184店です。
・そのうち、未協力店舗は457店だったそうです。
ゴールドステッカーの申請状況
2021年7月30日9:30時点で、ゴールドステッカーの申請件数は38,152件です。申請状況は下記の通りです。
①審査前:3,999件
②書類審査中(修正依頼中):9,273件
③書類審査中(修正後確認中):4,502件
④現地確認の申込を依頼・予約済み:12,420件
⑤現地確認終了(一部改善等):999件
⑥認証(交付・発表):6,150件
その他(取下げ等):809件
通常、ゴールドステッカーを取得するためには書類審査に合格した後、現地確認の審査にも合格する必要があります。現地確認の日程を予約する方法は【大阪府・飲食店】ゴールドステッカーの現地調査_オンライン予約の方法_2021.7.21時点の情報 - ヤドカリブログで紹介していますので、これから予約する方はぜひご覧ください。手間取った事例も紹介していますので、参考になれば幸いです。
最後に
この記事で紹介した内容は、2021年7月30日時点の情報です。最新情報は大阪府のホームページなどでご確認下さい。