大阪市の高齢者の方は、インフルエンザ予防接種が無料になります。
ただし、毎年無料になるわけではありません。2022年度の接種が対象です。
このページでは、無料になる対象年齢や期間、対象となる病院の情報をまとめています。
- 高齢者のインフルエンザ予防接種を無料にした理由は?
- 対象年齢
- 無料で接種できる期間
- 接種回数
- どこで接種すれば良いの?
- 手続きの方法は?
- 大阪市以外で接種したい場合は?
- 必要書類など
- 大阪府全域で高齢者の無料接種を拡大?
- 最後に
- 参考
高齢者のインフルエンザ予防接種を無料にした理由は?
大阪市の公式ホームページによると
・新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの併発による高齢者の重症化を防ぐこと。
・医療のひっ迫を防ぐこと。
この2点を理由に、高齢者の予防接種を無料にすると発表しています。
ただし、高齢者の予防接種が無料となるのは2022年度に限ります。
これから毎年無料となるわけではありません。
対象年齢
対象となるのは高齢者等です。
具体的には下記の①②どちらかに当てはまる人が対象です。
①大阪市内に住民登録がある、65歳以上の方。
②大阪市内に住民登録がある、60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障がい者手帳1級相当)。
※大阪市に避難している東日本大震災により被災された方についても、条件を満たしていれば必要書類を用意することで無料になります。
無料で接種できる期間
無料接種には期間があります。
2022年10月1日~2023年1月31日
接種回数
1回です。
どこで接種すれば良いの?
大阪市と委託契約を結んだ委託医療機関で接種すると無料になります。
委託医療機関以外で接種した場合は、全額自己負担となります。
対象となる医療機関は大阪市のホームページで確認できます。
手続きの方法は?
大阪市以外で接種したい場合は?
大阪市に住民票があるけど大阪市外で接種したいという場合は、予防接種実施依頼書が必要となります。
住んでいる区の保健福祉センターで発行してもらえます。
必要書類など
■全員必要なもの
健康保険証など、住所や年齢を確認できるものを持参して下さい。
医療機関等でインフルエンザ予防接種予診票と予防接種実施申込書(報告書)を記入して下さい。
■公害認定患者の方
医療機関の窓口で公害医療手帳を見せて、⼤阪市公害健康被害被認定者インフルエンザ予防接種負担費⽤助成⾦代理受領依頼書(A5版・緑⾊)を提出して下さい。
■東日本大震災被災者の方
保健福祉センターで申請し、予防接種実施願を医療機関に提出して下さい。
大阪府全域で高齢者の無料接種を拡大?
9月10日時点では、高齢者への無料接種は大阪市民が対象です。
でも今後、大阪府全域で実施したいと大阪府知事が発表されています。
大阪府全域で実施するための手続き(議会での同意など)が終わっていないのでまだ決定事項ではありませんが。。
これについては9月7日の大阪府知事会見で話されていましたので、詳細はこちらでご覧ください。
最後に
この記事の内容は、2022年9月10日に確認した情報(大阪市HPの更新日:2022.9.7)です。最新情報は大阪市のホームページ等でご確認下さい。
参考
・高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ(2022.9.7_大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000479811.html