2021年10月12日に大阪府・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中で、飲食店に関係しそうな質疑応答がありましたので紹介します。
この記事では、主に下記の項目についての質疑応答を紹介しています。
●大阪モデルの基準について
質疑応答
質問1. 大阪モデルの基準
昨日の囲みの中で、今の基本的対処方針については基本的に10月の末まで続けていくと。
一方で朝日新聞さんの質問でしたけれども、大阪モデルの10月中の緑への移行についてちょっと悩んでいるみたいなお話がありました。
確認なんですけれども、その検討されているのはですね、
その緑信号の基準を満たしたとしても10月末まで今の対処方針の措置が続くという事で、その黄色から緑への移行を少し待って、今の対処方針の措置中は黄色のままにしていくとか、そういう状態でという理解で宜しいでしょうか。
信号の緑基準が満たせば、これは基本的には緑という事になると思います。
その時に、今お願いしてる要請事項をどうするのか。
今月いっぱいお願いを、いわゆる感染の急拡大を防ぐために段階的にお願いしている事項なので、緑が点いたとしても、緑が点いたことを考慮して、11月1日からこういう事をします、という方針でいくのか。
あるいはもう緑が点くということの基準を満たすような状況になるんであれば、これはその段階でまた違う判断をするのか、
そこを今、考えてるという状況です。
いずれにしても基準自体を変えることはありませんし、基準を満たした場合に、もちろんこれまでもまん延防止期間とか緊急事態宣言の期間中というのは、黄色の状態であっても赤にするとか、警戒を続けるというので、色の変えるタイミングはあったと思いますし、これは今回どうするかはもちろんそこも考えなきゃいけないですが、
基本的には緑のランプが信号、基準を満たせば、その時点で今の措置をどうするのか。
あるいは10月31まではお願いをして、11月いっぴ、ちょうど変わり目の時にお願いをするのか。
その辺りはよく考えなければならないと思ってます。
ただ、緑まだ点いてませんので。
7日間連続です。
で、大阪モデルの黄色から緑のランプの基準というのは、7日間連続、
2つあって、1つは重症や軽症を含めた全ての病床、分科会のいわゆる病床の基準なりますけど、それが7日連続20%未満を達する。
それに加えて大阪モデルとしての重症病床、これは一般の医療にはなんら影響を与えないという範囲の重症病床320床ですけども、それを分母とした上で20%未満が7日連続。
これが、「かつ」の基準になってます。
現状、分科会の病床の基準というのはもうすでに20%未満、7日連続は満たしました。
今、重症病床の方は23%、3から4%ですから、今減少傾向にあるので、場合によってはここが灯しだすと、その後7日間連続それが続けば、緑の基準を満たし、黄色から緑にすべきタイミングになると思っています。
それが、今月中来るか来ないかもまだ分からないので、何とも言えませんが、ただ可能性は十分あり得るので、そこは頭においた上で、今後の方針も含めて考えたいと思っています。
その方針も、そういった基準がつきそうになった時にまた、なる状況が来ればまた、皆さんにも考え方を示していく。
まだ点いてないので、7日のスタートのランプも点いてないですから。
まだ今は検討と言っても準備、頭の中の整理段階そういう状況です。
最後に
この記事の内容は、2021年10月12日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出し出来ているわけではありません。
文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。