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【大阪府・飲食店】飲食店への要請内容・要請内容の更なる強化について_2021.8.2時点の情報




大阪府 緊急事態宣言 吉村知事 飲食店 ゴールドステッカー

2021年8月2日に大阪府・吉村知事の会見が実施されました。その中で、飲食店に関係する質問がありましたので、その部分を紹介します。

この記事では、「飲食店への要請内容」や「要請内容の更なる強化」などについての質疑応答を紹介します。

記者からの質問と知事の回答は下記の通りです。

質問1.府民への呼びかけについて

本日から緊急事態宣言の要請がスタートしましたが、改めて府民の皆さんへの呼びかけをお願いします。

本日から緊急事態宣言が適用になります。

”またか”と思われる方も多いと思います。”もう効果ないんじゃない”のと思われる方も多かと思いますが、このデルタ株は本当に感染拡大力が強いです。

今までにない感染拡大力を示しています。これは客観的なデータ上も明らかです。大阪は1000名の陽性者を超えるということになっています。

また、東京首都圏で起きている今の陽性者の増え方、数、これは少し遅れて大阪大都市ですから、同じように起きる可能性も当然十分にあるという現状です。

今日から緊急事態宣言が始まります。

”またか”と思われる方も多いと思いますが、このデルタ株の感染の拡大力、そしてまたこれは必ず40代50代の重症化が増えてくる、医療のひっ迫も増えてきなど。

ぜひですね、感染対策の徹底を、そして緊急事態宣言へのご協力をお願い致します。

特に事業者の皆さん、飲食業の皆さんはずっとお願いと負担ばかりしている状況にもなります。

感染に強いまちづくりをしよう、飲食の場づくりをしようという事で、ゴールドステッカーの制度を始めてる最中という状況にもある中でですね、緊急事態宣言になったということはほんとに申し訳ないと思います。

なんとかこれを避けたいという思いもありましたが、このデルタ株の感染の拡大の状況、また、東京首都圏で起きている状況、大阪も必ずこの非常に厳しい状況の中でですね、株が置き換わっていると急拡大になる状況というのを考えた時に、緊急事態宣言に事業者の皆さんもぜひご協力をお願いしたい。

何とか、グーっと上がっている高い第5波の山をですね、どこまで伸びるか分かりません。これをなんとかできるだけ抑えて、そして医療のひっ迫を防いでいく、そしてワクチンを広めていく。出来るだけ早くワクチンを広めていく。そこにつなげていきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いします。

 

 

質問2.飲食店への要請内容について

先ほども少し飲食店の方に対するお話がありました、言及されていましたけども、

ゴールドステッカーについてはなかなか申請が大変な中、ようやく取れたと、それについてはやはり何かしらの優遇措置、こういった時には何かゴールドカードが何かしらの役目を果たすのではないかという期待が、やはり事業者の中にはあって、

府としても国に対して大阪はこれをやってるんですっていう事をアピールしてもらえるんじゃないかという期待があったけれども、それは今回、やはりお酒の禁止ということになってしまうということで、何のために取ったんだろうかという事業者のため息が聞こえているんですけれども、何か手立てはなかったんでしょうか?

緊急事態宣言になればですね、それは僕も思うとこは非常に強くあります。

やっぱり感染と社会経済を両立させていくためにこのゴールドステッカーを導入し、そしてこれはこれからも必要だと思います。

まん延防止の手続きの中でも、ここは自治体に裁量がありますから、このゴールドステッカーを取って頂いて、そして感染対策をしっかりやって頂く、これによって何とか両立を図っていく、ここが僕は目指すべき方向性だと思っています。

今もその目指すべき方向性に変わりありません。

ただこの緊急事態宣言を適用されるとですね、基本的対処方針、これは法律上に定められたものですから、これに従うしかもう道はありません

その中で三者認証制度を採用しているものについても、お酒については提供自粛を要請すべしというのが国の判断ですから、ある意味法律で決定された枠組みの中での決定事項なので、どうしようもできないというのが、ほんとに僕ももどかしいですし、申し訳ないという思いです。

ただこれは今回で終わりなわけではなくて、感染に強い飲食作りというのはこれからも必要となってきます。今後、緊急事態がずっと続くわけではありませんので、どこかのタイミングで終了する。

終了した先、どうしていくのか、また、ある程度これが抑えられるような状況になってきたら色んな支援策、インセンティブ、ここについてもゴールドステッカーというのを基準にしていきたいと思います。

だから今回で終わりではありませんので。今回は申請途中、また、認証も得られながらというところで皆さん一生懸命やってもらっている中で、まさに水を差すようなことになってしまったわけですが、ここは本当に申し訳ないと思いますが、ここで終わりではありません。

また、これはどうしても緊急事態宣言という法律の要請の中でですね、大阪府だけゴールドステッカーがあるところは大丈夫ですとはできないのですね。

ここはもう国とのルールになっているので、ここはほんと申し訳ないと思っていますが、ここで終わりではありませんので、感染に強い飲食の場作りというのはこれからも必要なことですし、我々大阪府としても今後様々な支援策、あるいは緊急事態という枠が外れれば、自治体の裁量も広く出てきますのでその時にはしっかりと感染対策をやってくれてる店を応援していくことをしっかりやっていきたいと思います。

質問3.要請内容の更なる強化について

軽症・中等症の病床の使用率が昨日の時点で41%にのぼっています。

知事はかねてから50%に達した時点で宣言を要請するお考えを示されていましたが、既に宣言が適用されている中で、50%に達した時点で更に強い対策をとるお考えはございませんでしょうか?

特にないです。

緊急事態宣言を発令するか要請するかどうかとしての基準として定めました。そういう基準にならないように目指していきましょうというのがひとつ大きな目標として共有したかったわけですし。

それに達したら緊急事態宣言、今オリンピックも色んなことやっていてなんで守んなきゃいけないのという空気があるんですけど、それでも守って下さいとお願いします。さっきのゴールドステッカーの話なんかもそれにつながってくるんです。

ゴールドステッカーもやっているような中でですね、やっぱり理解を得て進めて行く。

そういった中ではきちんと基準を定めて理由を明確にする。これが必要だと思ってました。今も思ってます。ですので、それを掲げたわけです。

もしそれに達した時は協力して下さいという事の判断をする。そこを一つの基準にしようとしたわけですけども、今回最後のカードである緊急事態宣言がきられたいうことになります。

本来、ステージ4ですから重症病床とか、あるいは中等症軽症が50%がステージ4、本来ここで緊急事態宣言になるはずのものが先んじて緊急事態宣言になってますから、改めて50%に達したんで措置内容を変えるということは考えてはないです。

もうカードはきられました。ですので僕としても今日から始まります緊急事態宣言にご協力をお願いしたいとそういう思いです。

特に飲食店のみなさん、ゴールドステッカーなんかでほんとに協力して下さっている皆さん、僕はここはほんとはコミュニケーションが大事だと思っていましたので、そういった基準も定めてみんなで防いでいこうというのが大事だと思ったんですけど、ガーっと決まりましたから、ここは申し訳ないですけど緊急事態宣言にご協力を、感染対策に協力をというのを本日から訴えていきます。

50%に達したから何か変えるという事は今は考えてないです。

最後に

この記事の内容は、2021年8月2日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。