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【大阪府・飲食店】見回り隊調査の実際




見回り隊調査の実態・大阪

現在大阪府では、感染症拡大の予防を徹底するため、飲食店の見回り活動を行っています。この記事では、2021年5月に見回り隊が来た飲食店に伺った内容を紹介します。

 実際にお店に来た見回り隊の調査内容

■調査の時間帯:昼の3時ごろ

■調査実施者:2名(行政職員1名と調査員1名)

■調査に要した時間:3分ほど

■主な調査項目

営業時間短縮要請に応じているか

酒類の提供を自粛しているか

■調査内容

店主から教えて頂いた内容を紹介します。

お店のお昼休憩時間に調査に来られました。

営業時間の短縮を行っているかと、酒類の提供を自粛しているかを聞かれました。また、お店の入り口に貼っている「感染防止宣言ステッカー」や「営業時間短縮のお知らせ」の張り紙を目視確認して頂きました。

お店の扉は開けていたので、店内の奥まで外から見える状況でした。

アクリル板の設置は、店の入り口からでも見えるところに配置していたためか、特に質問されることはありませんでした。

CO2センサーについても質問はされませんでした。ちなみに、CO2センサーはまだ設置していません。現在注文済みで、商品が届くのを待っています。

以上のやり取りを終えると、調査担当の方から書類を渡され、内容を確認後にサインをしました。調査票は写しを頂きました。なお、大阪府のセルフチェックシートは渡されませんでした。

■チェックシート

調査当日にもらった実際のチェックシートはこちらです。個人情報の部分は黒塗りしています。

見回り隊のチェックシート

■参考情報

今回紹介したお店は、元々は酒類の提供をしており、営業時間も夜8時以降開けていたお店でした。今は大阪府の要請に従い、酒類提供を停止し、営業時間も短縮しています。また、過去に協力金申請をしており、既に審査が通っています。審査に通るためには、要請に従っていることが条件です。

今回お話を伺い、調査時間が短いようにも思いましたが、協力金申請の際にすでに協力状況を提出しているのも関係しているのかな?とも思いました。全く関係ないのかもしれませんが。。実際のところは分かりません。

また、大阪府のホームページで紹介されている「感染防止対策セルフチェックシート」について、見回り隊から配布されると思っていましたが今回それはなかったそうです。ただ、所属する食品組合から、ガイドラインと共にすでに配布されているので内容は承知しているとのことでした。

大阪府が紹介している「感染防止対策セルフチェックシート」はこちら↓

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38112/00000000/check.pdf

大阪府が紹介している「感染に強い飲食店に向けて」はこちら↓

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38112/00000000/kansen_.pdf

 

大阪府が発表している見回り調査の実施状況

2021年5月10日の大阪府吉村知事による会見(全国知事会後の会見)について、飲食店に関係する部分のみを紹介します。記者からの質問と、知事の回答をまとめて記載しています。

■昼の見回り対象店舗8万店中、5万店ほどの見回りが完了しています。見回りしたお店の内、半数は休業されています。緊急事態宣言中に休業している店については、感染症対策を確認することは出来ませんが、緊急事態宣言期間が終わった後、通常営業に戻られた際には、感染症に強いお店作りの情報提供や協力関係を築いていきたいと考えています。そして、見回り隊は緊急事態宣言の期間が終了しても引き続き実施します。

 ■見回り隊の調査の結果、要請に協力して頂けない店舗があり、約30の事業者へ文書通知を行っています。どうしてもご協力いただけない事業者に対しては、過料の手続きに進むことになります。

 

最後に

各お店によって、調査の状況は色々あると思います。1つの事例として参考になれば幸いです。