このページでは、
大阪市の ブロック塀を撤去するときにもらえる補助金 を紹介しています。
・家の周りに背の高いブロック塀がある。
・地震対策にブロック塀からフェンスに変えたい。
・撤去費用やフェンスの新規取り付け費用をなんとかしたい。
などの悩みをもつ、大阪市民の方に役立つ内容です。
※このページの内容は、大阪市公式HPから集めた情報をもとに作成しています。
どんな補助金ですか?
今回の補助金は、大阪市内のブロック塀撤去やその後のフェンス取り付け工事にかかる費用をサポートしてくれる補助金です。
対象となるのは以下の工事にかかる費用です。
●ブロック塀の撤去にかかる費用
●ブロック塀を撤去したあとに設置するフェンスの工事費用
この制度ができたきっかけは、、、
「通路に背の高いブロック塀があると、地震のときに危ないよね。」
「南海トラフ地震とかも予想されてるし、なんとかしたほうがいいよね。」
ということから、2018年に始まった補助金制度です。
大阪市のホームページにはこう書かれています。
大阪市ブロック塀等撤去促進事業とは
地震の際のブロック塀等の倒壊による人的被害の防止等を図るため、道路等に面した一定の高さ以上のブロック塀等の撤去および軽量フェンス等の新設工事に要する費用の一部を補助します。
(引用:大阪市公式HP)
条件にあてはまれば補助金をもらうことができます。
補助金がでる工事は2つ
補助対象となる工事は2つです。
・ブロック塀を撤去する工事
・撤去した後にフェンスを新設する工事
これらの工事費用の一部を補助してもらえます。
ちなみに、ブロック塀ならどんなものでも対象になるわけではありません。
ブロック塀の撤去工事について
補助金対象となるブロック塀は
道路に面し、安全性の確認ができないもので、高さが80㎝以上のブロック塀です。
ブロック塀の種類は、「コンクリート」「石」「レンガ」などです。
①「道路に面している」とは?
隣の家との境界にあるブロック塀は対象になりません。
色んな人が通る通路や公園などに面したブロック塀が 道路に面したブロック塀 となります。
地震が起きた時に、誰かが通行しているかもしれない場所と考えると分かりやすいかもしれません。
②「安全性の確認ができない」とは?
例えばコンクリート製ブロック塀の場合、
・塀の厚みが10㎝未満
・ひび割れがある
・傾いている
など、このような状態が一つでも当てはまるなら 安全性が確認できない といえます。
フェンスの新設工事について
対象のブロック塀を撤去した後に、軽量フェンスなどを新しく設置する場合も補助金対象となります。
いくらもらえる?
補助金の上限はこちらです。
ブロック塀の撤去費用:最大15万円
フェンスの新設費用:最大25万円
工事費用全額をカバーしてもらえるのではなく、一部を補助してもらえます。
大阪市の資料で計算例を見ると、見積りのだいたい4割~5割くらいの金額が補助される計算でした。
絶対に注意すること
工事をやったあとに、後から補助金申請することはできません。
工事の契約は必ず補助金の交付が決定してから行うようにしましょう。
申し込み方法は?
事前相談をしてから申請する流れです。
相談窓口は大阪市都市整備局となっていますので、ブロック塀の撤去を検討している方は大阪市のHPでご確認ください。
参考
・大阪市ブロック塀等撤去促進事業補助金交付要綱(大阪市HP_最近改定:令和5年4月1日)
https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/cmsfiles/contents/0000440/440127/honbun.pdf
・ブロック塀等の撤去を促進する補助制度について(大阪市HP_2023年5月1日)
https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000440127.html#block
・道路に面したブロック塀等の撤去を補助します!(大阪市HP_令和5年度版)
https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/cmsfiles/contents/0000440/440127/burokku.pdf