大阪市では2022年8月から10月まで水道料金が安くなります。
このページでは、「大阪市の水道料金等の減額」について、安い理由や金額などをまとめています。
水道料金を安くする理由
大阪市の公式ホームページによると
コロナ禍の影響が長期化していることに加え、原油価格や電気・ガス料金を含む物価の高騰により、さらなる影響を受けている市民生活を支援するため
と発表されています。
対象者
大阪市で水道を、用している契約者が対象です。
安くなる期間・内容
安くなる料金は次の2つです。
①水道料金
1カ月あたりの基本料金:935円(税込)
②下水道使用料
1カ月あたりの基本額:605円(税込)
安くなる期間は、今年の8~10月の3カ月分です。
この3カ月間は、水道料金の基本料金と下水道使用料の基本額を減額した金額で請求されます。
減額の対象となる月
・2022年8月の検針分
・2022年9月の検針分
・2022年10月の検針分
1カ月あたり1,540円(水道料金・下水道使用料の基本料金合計)安くなるので、3カ月間で4,620円安くなります。
申込手続きは不要
申込手続きは不要です。
手続きなしで自動的に減額されます。
大阪市のホームページでも、
”今回の減額について、水道局や建設局から電話や訪問をすることはありません。”
と発表されていますので、詐欺などにご注意下さい。
質問:水道料金を管理費と一緒に支払っている場合は?
マンションなどに住んでいて、水道料金を家賃や管理費と一緒に管理会社等に支払っている場合に出てくる疑問について紹介します。
質問1:入居者側からの質問
質問2:管理者側からの質問
質問1:入居者側からの質問
マンションやアパートに住んでいて、水道料金を家賃や管理費とまとめて管理会社に支払っている場合、今回の減額はどうなるのでしょうか?
回答
入居者が水道料金を家賃や管理費と一緒に管理会社等へ支払うマンション等については、水道局がマンション全体の水道料金を一括して管理者へ請求しています。
今回の水道料金減額について、減額前の金額から申請戸数に減額分をかけ算した額を差し引いて管理者に請求されます。
管理者から入居者に請求する水道料金等、具体的な内容については入居者と管理者との取り決めなので、直接管理者へお問い合わせください。
なお、今回の減額による支援の効果がマンションの入居者に着実に届くように、水道局から管理者宛てにお願いの文書(入居者への請求額から今回の減額分を差し引いていただく等)を7月に送付する予定です。
質問2:管理者側からの質問
質問1の管理者側からの質問です。
2020年度に実施した基本料金免除と同様の内容(1戸あたり1カ月につき税込1,540円の減額)で各入居世帯への請求額から減額しなければならないのでしょうか?
回答
2020年度の時と同じように、1戸あたり1カ月につき1,540円を入居者へ請求している水道料金等(家賃・共益費)から差し引いてもらう方法等により、入居者の皆さまに今回の支援の効果が行き届きますよう協力をお願いします。
詳しくは、7月に発送予定の依頼文書をご覧ください。
最後に
この記事の内容は、2022年5月30日に確認した情報(大阪市HPの更新日:2022.5.25)です。最新情報は大阪市のホームページ等でご確認下さい。
参考
【手続き不要】水道料金等の減額を行います(8月検針分から10月検針分)(大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000567442.html
水道料金等の減額についてよくある質問(大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000567447.html