2022年5月11日に大阪府・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中から、飲食店に関しそうな質疑応答を紹介します。
このページでは、主に下記の項目について紹介します。
●大阪いらっしゃいキャンペーンの再開について
●これまでのコロナ対策を検証する有識者会議について
●飲食店への要請緩和条件についての考え
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1. いらっしゃいキャンペーン
大阪いらっしゃいキャンペーンについて、観光業界からは再開を望む声も多いかと思いますが、こちらも来週の対策本部会議で扱いをどうするか決定されるご予定なのか、今のお考えをお聞かせ下さい。
はい。確かに再開を望む声は多く届いています。
とりわけ観光業の皆さん、今まで非常にダメージを受けてきてますから、これは再開してもらいたいという声も届いています。
先ほども申し上げましたが、今週の、来週の頭ぐらいまでの感染状況も見極めた上で、その支援策についても判断をしたい、そう思います。
合わせて、確か県民割は5月末までっていうのが原則、国で出てると思いますので、その先国がどうするかっていうことにも絡んでくるとは思いますけれども。
6月以降延長に、多分、なるかならないか僕もまだ分からないですけども、そこにも絡んでくると思いますが、大阪府として、5月の22から1週間だけやるとか、そういうことは当然やらないですけれども。
それ以降どうするかということについて、やはり今週、来週の頭、 大きな波が形成されそうかどうかというのを見極めた上で判断をしたいと思ってます。
観光協会の皆さんからの声が上がっているというのは充分認識をしています。
質問2. コロナ対策の検証について
本日、国の方で、これまでのコロナ対策を検証する有識者会議の初会合が開かれました。こちらに対する期待ですとか、受け止めあればお願い致します。
是非検証もして頂きたいと思います。
そして、やはり今度新しい波が起きた時に対策、今、全く変更点がありません。
じゃあ同じように飲食店に時短要請するんですか、というようなことについても方向性定まらないまま、今きてます。
今大きな波になってないから、まだそういったことにはなってないですけども、オミクロン株に合わせた対策等について、一旦そこはこれまでの分析もしてですね、第三者的な立場で意見を是非出してもらいたいと思います。
これからどうするかというところについて、オミクロン株に変わって、その検証は是非前向きにやって頂きたいと思っています。
質問3. 飲食店への要請について
逆向きの状況ではあるんですが、今特に飲食店を利用する際に、1テーブル4人以内かつ2時間程度以内という規制が課されていますが、もし感染者がかなり、著しく減ってきた状況になった場合において、これが解消されるというか、こうした呼びかけをしなくなる場合があるのか、どういった場合にこれを緩和するご意向があるのか、その条件について考えがあれば伺いたいです。
今回、このゴールデンウィークも経て、BA.2の置き換わりもほぼきましたけれども、新たな波が形成されそうかどうか、そこがやはり1つの判断点なると思ってます。
このオミクロン株の拡大力からするとゼロになること、あるいは大きく下がることは僕はないんだろうとは思っています。
ただ一方で、熱をもって急拡大するということも当然あり得る話ですから、そうなるかどうかっていうのは注視をしたいと思います。
ですので感染状況、来週の頭ぐらいまでの感染状況を踏まえた上で、その今現在同一テーブル4人以内、2時間程度以内ということを、これはお願いをしてるわけですけれども、ゴールドステッカーの店にしているわけですけれども、そこをどうするかということは当然、議題として考えていきたいと思います。
全国的にはほとんどこういった、特に都市部では、4人程度であったり2時間程度というのは色んな形でそういったことが、要請があると思いますけれども、これもじゃあずっといつまでやるのかということもやはり、感染状況を踏まえた上で判断しなければならないだろうというふうに思っています。
最後に
この記事の内容は、2022年5月11日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。
文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。