2022年3月18日に大阪・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中から、飲食店に関しそうな質疑応答をピックアップして紹介します。
このページでは、主に下記の項目について紹介します。
●3月22日以降の、飲食店への要請内容について
●お花見での宴会について
●4月25日以降の措置に関する判断時期について
●感染再拡大時、飲食店(非認証店)への要請について
●神戸の県民割について
●大阪いらっしゃいキャンペーンの再開について
ちなみに、2022年3月22日~4月24日の飲食店に関する要請内容は別記事にまとめています↓
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1.飲食店への要請内容
今日、対策本部会議の持ち回りの会議があったということで、会食については2時間程度以内とか、4人以内とかというふうに、一定度、制限というか決まりというか、そういうのがありまして、そうした理由についてお伺い頂けますでしょうか。
やはり年度替わりの期間で、感染の再拡大リスクが高いという事です。
もう一つは BA.2という変異株が、既に市中で確認されていますので、そこが熱を持つとですね、大きな波になる可能性があると、そのリスクを考えた時に、今感染は減少傾向にはありますが、そういったリスク要因もありますので、段階的に少しずつ解除と、していくのが重要だと思っています。
大きなリバウンドを防ぐ、これが必要だと思います。
そのためにも、やはり、どうしても会食、飲食の場で広がりやすい側面がありますから、そういったところではできるだけ少人数で、短時間でお願いをしたいということです。
また、時間、人数、同一テーブル4人以内、時間も2時間程度以内、と具体的に基準も示させていただいてですね、できるだけ飲食の場において感染がグッと広がるというのを防いでいく。
それが重要だと思ってます。
今、20代30代はそこまで広がってませんけども、20代30代の世代に広がると、その後波が出来やすいというのも見えてますので。
今は10代が多いですから、10代未満が多いので、そういった意味で最初にお願いした通り、子供への感染対策をお願いします、ということをやってますが、20代30代に広がってくると、そっからワッとさらに広がる可能性が高いので、そういった意味では、子供への対策ではありませんが、非常に活動量が広い世代の皆さんへのお願いとして、飲食の場面での感染対策の徹底をお願いしたいということです。
質問2.対処方針との違い
念のための確認なんですけれども、国の基本的対処方針に絡んで、なんか、違いとかっていうのは特段ありませんでしたでしょうか。
特段ないです。
質問3.お花見の宴会
発表項目で、今回の対策本部会議について伺いたいんですけれども、昨年はですね、花見に関してなんですけど、ちょうどもうそろそろ開花の時期になってくると思うんですが、昨年は確か宴会無しの花見を、宴会を伴う花見はやめて下さいね、という話だったんですけど、今回は、感染対策を取った上で宴会をやって下さいと、そういった、昨年とちょっと対応が、少しそういう言う意味でこの時期変わったと思うんですけれども、この辺りはなぜこの形になったのかというところを。
どうしても花見のシーズンでですね、宴会される方もいらっしゃると思います。
ただその時は、お店なんかで食事する時と同じようにですね、できれば少ない、いつも会ってるメンバーとか、家族とか、親しい方の少人数でやってもらいたい。
外での食事も、テーブルでは4人以内というふうにお願いもしてますので、それが外に行ったとしても、同じようにお願いをしたいということです。
花見全てを自粛して下さいは言いませんし、そこでじゃあ、お酒も全く無し、ということも言わないですけれども、同一テーブル4人以内でお願いしている趣旨も是非ご理解していただいてですね、できるだけ少ないメンバーでですね、花を、桜を愛でていただきたいと思います。
以前は、桜を見ることをメインにして、、宴会もそんな、去年もそうですけど、どんちゃん騒ぎみたいなのはやめて、、、。
そうです。
だからこの大人数で、大人数でどんちゃん騒ぎをするようなお花見は、控えていただきたいと思います。
それがこの感染防止対策を徹底して下さいという、分かりやすく言えばそういうことです。
ちなみに、昨年のように止めるまではしない、というところに至ったのは、やっぱりそういうような、経済活動を止めちゃうことにつながるということでしょうか。
経済活動を止めちゃうというか、ワクチンもこれだけある程度進んできてですね、もう2年経つ中でですね、何が感染対策として必要かというのは、もうずい分伝わってきているという意味で、花見そのものをやめて下さいとは言いませんが、どんちゃん騒ぎになると、大宴会になるような花見はぜひ避けてもらいたいし、お一人お一人の感染対策の徹底っていうのは、もう、どうすればそれができるかっていうのは、もう伝わってると思いますので、そこをお願いしたいということです。
人数も絞ってされるということになる。
徐々に社会を元に戻していくということもやはり重要だと思っています。
ただ大事なのは、戻して行き方だと思っていますので、造幣局なんかも通り抜けて、人数も制限しながら、桜を愛でようと、桜を愛でる文化というのはすごい素晴らしく大事な文化だと思ってます。
それをする時に、身近な人とか、できればお酒とか宴会もせずにやってもらいたいし、それをやるときも少人数であったり、どんちゃん騒ぎにならないように、静かに桜を愛でていただきたいと思います。
質問4.4月25日以降の措置
今回、3月22日から4月24日までの期間なんですけども、4月25日以降の措置っていうのは、その間にもう一度対策会議を開いて、決めるということでよろしいでしょうか。
そうです。
ゴールデンウィーク前にもなりますので、判断したいと思います。
とりわけやはり僕自身警戒してるのは、年度替わりに人が動く、あえてこの年度替わりの集中警戒期間というふうに銘打って、府民の皆さんに是非感染対策徹底をお願いしたいと思います。
こういった事をお願いをするのも、やっぱり3月これから下旬にかけて4月の20日頃までちょうど年度替わりの時期になりますので、ここで大きな波ができないのであれば、一定、やっぱり警戒、警戒というか、かなり前へ進めることができると思います。
逆にこの時期に波ができてしまうと、また第7波ということになりますので、何とかそれを避けたいという思いです。
質問5.感染再拡大時の措置
この期間中に感染が再拡大した場合は、期間を待たずに府独自で措置を強めるという考えはあるのでしょうか。
府独自でというよりも、措置を強めるんであれば、再度まん延防止ということになると思います。
質問6.感染再拡大時の要請(非認証店)
今の基本的対処方針でいうと、感染再拡大の兆候がみられた場合は、非認証店に対しては時間短縮の線引きという、そういった考えはありますでしょうか。
そこだけやってもあまり影響は、大きな感染対策にはならないだろうというふうにも思います。
また、時短要請をするんであれば、やはりその補償、協力金というのはセットであるべきだと思いますし、それがない時短要請をしてもあんまり意味がないんだろうと思っています。
まん延防止というのは保証もセットでやらないと、ある意味、行動対応の変化になかなかならないし、という側面もあると思いますから、少しの増加が見られたので、非認証店だけ8時の時短を、ということは現時点では考えてないです。
もちろん感染が急拡大、この期間にすれば、4月24日まで、日曜日までと、この期間を設定してやってますけれども、感染状況を日々注視しながら、場合によってはその途中で本部会議をやることもあるということです。
この期間、何とか乗り越えてですね、年度替わりに人が多く動くんですけど、ここで大きな波にならない、そのためのお一人お一人の対策をお願いしたいと思います。
また、この度替わりの期間、またBA.2の置き換わりがその期間に大きな波が起きなければ、やはり大きく前進できると思ってますので、ご協力をお願いします。
質問7.県民割
これは兵庫県の判断なので、兵庫県の判断がなにか大阪に直接影響するということはないです。
大阪府として県民割、大阪いらっしゃいキャンペーンを、この年度替わりに、あるいは年初早々から再開するということはやりません。
質問8.大阪いらっしゃいの再開
そうゆうことです。
年度替わり集中警戒期間と銘打ってしてお願いをしてますので、その期間中に、なにかこう、税を投入して、もちろん観光業の皆さん、宿泊業の皆さん、支援したいという思いはすごく強くあります。
しんどい状況というのはよく分かってますので、これは必ずやろうとは思いますけれども、期間自体は、ちょっと申し訳ないけど、この年度替わりで非常にリスクの高いところは避けさして下さいというのが僕の考え方です。
今のところだと、最短でも4月25以降じゃないとスタートはしないというお考えでしょうか。
基本的にはその考え方です。
極端に、完全にゼロに近いくらい減ってきたらまた別ですけども。
僕はそうならないと思ってますので。
むしろリスクの方が高い期間だと思ってますし、BA.2をみても、あるいは 今のBA.1の感染拡大力を見ても、前の第5波みたいに、がくんと減ることはないと思いますが、がくんと減って、これもう全然大丈夫じゃないか、となれば、それはもちろん状況の変化ということはありえるかもしれませんが。
僕はそうならないと思っていますし、この期間中は、基本的にはいらっしゃいキャンペーンをすることは考えてません。
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最後に
この記事の内容は、2022年3月18日情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。