2022年3月17日に大阪・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中から、飲食店に関しそうな質疑応答をピックアップして紹介します。
このページでは、主に下記の項目について紹介します。
●大阪いらっしゃいキャンペーンについて
●3月22日以降の、飲食店への要請内容(時短/酒/人数)について
●非認証店への要請内容について
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1.いらっしゃいキャンペーン
昨日知事は解除後の経済政策などはせずに、当面は感染対策をするというお話でしたけれど、昨日岸田総理が、来月から県民割を地域ブロックを拡大するというお話がありました。この受け止めをお願いします。
全国的な観点から総理はおっしゃったと思いますが、大阪府の現状を見たときに、やはり僕自身は、この年度替わりは非常に警戒しなければならないと思っています。
また、BA.2がどういう動きを見せるのかということも非常に警戒しなければなりません。なので、大阪府において県民割、大阪いらっしゃいキャンペーンを4月1日から直ちに開催するということはやらない、という判断をしてます。
その後、この BA.2もそんなに大きく拡大はしない、あるいは年度替わりが過ぎても大きく拡大はしない、ということの確認が取れた上で、もちろん観光業、それから飲食業の方、非常に辛い状況になってるというのも十分わかってますから、いづれかのタイミングでは、これは、僕自身もできるだけやりたいという思いはありますけれども、今この年度替わりと BA.2は非常に警戒しなければならないと思っています。
4月の早々からやるということは、僕は控えたほうがいいと思ってます。
質問2.飲食店への要請
まだ病床使用率といったことがまだ高い中での解除ということになるかと思いますが、飲食店への時短の要請ですとか、酒類の自粛、人数制限などについて、-(聞き取れませんでした)-せんが、現時点での知事のお考えをお願いします。
まず、まん延防止でお願いしてた時短要請、あるいはお酒の自粛、そもそも9時以降の、あるいは8時以降の営業は控えて下さい、止めて下さいということは、まん延防止が延長、期間終了するわけですから、それを要請することはないと思っています。
それを要請するんであれば、まん延防止はやっぱり延長するべきだ、というふうに思ってますので、それを要請することはないというのが基本的な考え方です。
ただやはり、本当に警戒しなければなりませんので、同一テーブル4人以内でお願いしたい、2時間程度以内でお願いしたい、感染対策をとっているゴールドステッカー店舗での、そちらの方での食事をお願いしたい、マスク会食を是非実施してもらいたいというこの4ルールについては、21日を過ぎた22日以降、お願いすることになると思います。
これは明日の本部会議で正式に決定を致します。
質問3.非認証店への時短要請
時短要請についてなんですけど、解除後については、ゴールドステッカーの非認証店についても時短要請はしないというふうな-(聞き取れませんでした)-でよろしかったでしょうか。
ここについても、詳細の部分については明日の本部会議で決めたいと思います。
基本的には飲食店の皆さんへのお願いは、やっぱりこの飲食っていうのは広がりやすい場所であることは間違いないわけですから、まん延防止の前に、これまでお願いしてたことに、一挙に全部解除とかっていうわけではなくて、段階的にという意味で、これまでまん延防止措置が適用される前と同様のお願いに、基本的にはなると思います。
ただ、このまん延防止中にした、オミクロン対策でした、高齢者の皆さんへの呼びかけ等、あるいは施設への対応をどうするかっていうことについては、これは新たにした施策ですので、どうするかっていうのは明日の午後本部会議で判断したいと思います。
質問4.非認証店への時短要請
先ほどの関連で、非認証店の時短要請についてなんですけど、対処方針が変わらないという事を想定した場合に、20時までの営業自粛っていうことが基本となってますけど、対処方針が変わらなかった場合は、それを継続されるというふうなことでよろしかったでしょうか。
基本的に対処方針に踏襲して対応したいと思ってます。
最後に
この記事の内容は、2022年3月17日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。