大阪府では、3月16日に「第73回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」が実施されました。
その会議の中で、3月22日以降はまん延防止等重点措置の延長は国に要請しないことが決定されました。
このページでは、会議後に実施された質疑応答の中から、飲食店に関係する情報をピックアップして紹介します。
主に下記の項目について紹介します。
●3月22日以降の飲食店への要請内容について
●ゴールドステッカーの有無による、要請内容の違いについて
●いらっしゃいキャンペーン/GOTOの見通しについて
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1.飲食店への要請
今回、延長の要請をしないということで、国が今後対応を決められると思うんですけれども、解除になった場合に、現在飲食店等に要請されている、ゴールドステッカーの店舗の、ゴールドステッカーの有無で酒を提供の自粛の時間だったり、営業の短縮の時間の自粛だったり、あと入店時やテーブルの人数の制限など、そこのあたりの要請内容について今の考えをお聞かせください。
これは基本的対処方針に基づいて実行してますので、基本的対処方針がどうなるかによると思いますし、それに基づいて判断をしたいと思っています。
ただ、まん延防止重点措置を、再延長を求めない、あるいは国としても解除基準を満たすから大阪府も終了ですということになるんであれば、時短の要請にはならないんだろうと思っています。
そうしたものはまた、いつか対策本部会議を開いて決める、ということになるのでしょうか。
これは国が、基本的対処方針は、今回の基本的対処方針はこうです、というのを決めて、まん延防止重点措置を最後解除、解除というか、再延長しないということを判断するかとか、最後は国の判断ですので、国で本部会議をやるはずですから、それは持ち回りでやる時もあるんですけども、その時の基本的対処方針等がどうなっているのかというのを判断した上で、大阪府として、本部会議を開いて判断するということになります。
議会もありますけどね。
ちょっと議会との関係が、委員会が明日から知事質問も入ってきます。
議会との関係がありますので。
ちょっとここの本部会議の形が、開催なのか、書面なのか、持ち回りなのかちょっとわかりませんが、ここは大阪府として本部会議を、何らかの形で開催して決定するということになると思います。
質問2.いらっしゃいキャンペーン・GOTO
これもちょっと解除後の話になるので、基本的対処方針が出てからということになると思うんですけれども、解除となった場合に、例えば先月で終わったいらっしゃいキャンペーンのような経済促進の支援をすぐに考えて行く予定があるのか、今の状況を踏まえてしばらくは対策に重きを置いて経済を動かすという支援はちょっと当面先になるのか、今の見通しを教えていただけますか。
これについてはしばらく、やはり感染対策に重視するという姿勢を持って対応したいと思っています。
なので、このいらっしゃいキャンペーンであったり、GOTOトラベルのような趣旨のものについては、今は、再び動かすというつもりは現時点ではありません。
じゃあそれいつなの、ということも話あるかもしれませんけども、 BA.2がどうなるのか、そしてこの年度替わりにどのぐらい増えるのか増えないのか、これはもう増えないように皆さんに感染対策をお願いしたいんですけれども、やっぱりここが落ち着かないと、なかなかそこに行くべきではないと思ってます。
質問3.ゴールドステッカーの有無
飲食店への今後の要請についてなんですけど、基本的対処方針次第ということですが、例えば解除した場合、飲食店の要請について、ゴールドステッカーの有無で何か内容を決めるとか変えるといったことはありえるのでしょうか。
この基本的対処方針も含めてですけれども、これまでもまん延防止が適用されてない時の、いわゆる感染を警戒しなければならない時期のお願いということは色々やってますから、そういったことも参考にしながら、ただ、基本的対処方針が変われば、それに基づいて対応しますので、基本的対処方針で基づいてやるっていうのが法律でもそう建付けなってるので、まずはそこがどうなるのか、見極めたいと思ってます。
質問4.飲食店への要請
先ほど言及もされていて、ちょっと確認になるんですけれども、国の基本的対処方針、現在の基本的対処方針では、感染拡大地域は都道府県の判断で、一卓4人以下とか、そういった感染対策をとれるとしています。
今回まん防、まん延防止措置が解除になっても、大阪府としても完全フリーというわけではなくて、あくまでも感染拡大地域として、そういった方針の内容に従って色々お願いしていくという理解でよろしいでしょうか。
そういうことになると思います 。
最後に
この記事の内容は、2022年3月16日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。