2022年2月17日に大阪・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中から、飲食店に関しそうな質疑応答を紹介します。
このページでは、主に下記の項目について紹介します。
●感染状況と今後の見通しや出口戦略について
●まん延防止措置の要請地域と飲食店への要請内容について
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1. 感染状況と出口戦略
新型コロナ関連で、朝野さん、昨日の対策本部会議の中で、感染、ピークアウトはしているだろうと、国の専門家からも同様の意見が出ているかと思います。
改めて今の感染状況、現状の認識等、気が早いかも知れないんですが、今後の見通し、出口戦略、どうゆうふうに描いていらっしゃいますか。
まだ出口戦略と言うにはですね、ピークアウトも含めてですけれども、日々の感染状況を注視しなければならない、予断を許さない状況だと認識をしています。
感染の拡大が右肩上がりになってるかと言われれば、その天井は抑えられてる可能性は高いと思いますが、ただ、この後どうなっていくのか、まだ見えないところがあります。
なので、予断を許さない状況の中で、日々の感染対策の徹底をお願いしたいと思っています。
またそのピーク がどうかという事の状況については、もうしばらく様子を見ないとなかなか確定的な判断は難しいとは思っています。
ただ、右肩上がりの感染拡大になっているかと言うと、なんとかここは抑えられている可能性が高いとは思っています。
ただこの先どうなるか分かりませんので、府民の皆さんには感染対策の徹底をお願いしたいと思います。
質問2. 対象地域・飲食店への要請内容
新型コロナの関係で、政府は明日にも正式にまん延防止の延長を決めるかどうか判断すると思うんですけれども、もし決められた場合に、現在大阪府内全域となっている要請の範囲だったり、飲食店等に対する営業時間の短縮だったり、要請内容というのは維持されるのか、それとも何かしら変更を考えられていますでしょうか。
そこについては今、国に基本的対処方針の変更というのを求めています。
オミクロン株に合った内容に変更してもらいたい。
それが変更されるのか、されないか、まずこれを見届けないとなかなか判断難しいと思っています。
どういう風に変更してもらいたいかというのは、オープンの会議でも、あれは冒頭だけオープンだったんですかね、山際大臣との会議での、基本的対処方針の変更、こういう風にお願いしたいというのは、資料自体もオープンにしていると思いますから、それが大阪府が求める内容です。
一部対処方針とは違う形で、先程の質問にも関係するんですけども、高齢者の施設の皆さんへの支援とか、こういった事が一部もう既に、先程報道でもちらちら出てますけれども、自宅の高齢者の方への支援を強化するとか、様々出始めてますが、これはまさに府からも国に対して要請した内容でもあります。
そういったこと反映して頂いてるんだと思います。
後は基本的対処方針がどの程度変わるのかというのをみたいと思いますし、もしここが大きく変わらないのであれば、それを前提に当然知事としては、基本的対処方針を基に判断するのが特措法なので、それを基に判断をしていきたいと。
そのために、明日の国の本部会議の後、大阪府でも本部会議を開いて、方針はそこで決定をしていきたいと思っています。
もちろんまん延防止は延長になりますので、範囲は今より狭くなるということはない。
大阪府全域でお願いするということになると思います。
それから、飲食店等につきましても、やはり夜間の人流を抑制するというのも含めて、お願いをしますという、同じ、同様のお願いを、申し訳ないんだけども、次の期間内もお願いしますという事で、要請することになると思っています。
それ以外の部分で、大きくどうするかというとこは、やはり、何度も言ってるんですけど、今回は高齢者を守るという事に重点を置いたものにする必要があると考えていますので、そういった観点も検討に入れながらですね、明日の会議で、最終的に基本的対処方針を参考にして判断をしたいと思ってます。
最後に
この記事の内容は、2022年2月17日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。
文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。