2022年1月26日に大阪府・吉村知事の会見が実施されました。
その会見の中から、飲食店に関しそうな質疑応答を紹介します。
この記事では、主に下記の項目について紹介します。
●まん延防止期間中の、飲食店への見回りについて
●大阪いらっしゃいキャンペーンの利用停止・経過措置期間について
質疑応答
記者の方からの質問と、それに対する吉村知事の回答を紹介します。
質問1. 飲食店への見回り
今回のミクロンは、重症化率が低く、基本的に軽症中等症の方が、特に軽症の方が多いというふうな見方が府民や事業者の間でも広がってきてると思います。
そうなってくると、飲食店の方で、今回の時短の協力ですとか、そういったことに、協力頂けないようなお店も出てきてしまうかもしれません。
そういった中で府は、見回りなど実施されるということですが、どのような姿勢で臨まれるのか、知事お考えをお願いします。
見回りを行います。で、そこでは、見回りというか、ぜひ共同で感染対策をお願いします、というお願いに上がります。
とりわけまずは、非認証店を回りますので、非認証店で、対策をきちんと取って下さい、お願いします、ということのそういった見回りをしていきたいと思ってます。
また、9時までの時短をお願いしていますので、9時以降営業されてるところについて、申し訳ないけども協力をお願いしますと。
感染がこれだけ広がってきてる、もちろんこのコロナそのものによる重症はそこまで、デルタと比べて多くはありませんけれども。
色んな、この、圧倒的に数が多いと、また、これを特別な感染症として当然扱っていて、それは変えれるものではないという前提の中で、様々な、医療機関も含めて、社会の機能が非常に厳しい状況になっている。
そういったことも踏まえて、感染そのものの数をやっぱり速度を落として行かなければいけない。
そこへのご協力をお願いしますと、そういうことをやっていくことになりますので、理解を求めて、飲食店の皆さんにお願いをして回るということになると思います。
質問2. いらっしゃいキャンペーン
大阪いらっしゃいキャンペーンについて、既存の分の予約を停止、発表されたかと思いますが、観光事業者への影響を考慮して数日間の経過措置、取られるというふうにおっしゃってたかと思います。
日程について、何か調整されてることありますでしょうか。
現時点について、数日間のまん延防止期間が始まってから数日間の経過措置を設けるということは、これはもう、ある意味国の方針でもあるんですけども、それをお伝えをしています。
まだその具体的な日程、日数についてはまだ定まってないという状況です。
ただ、どこかの段階で、割引はもう使えなくなるということにもなりますし、府民の皆さんには先週の金曜日から、利用の自粛をお願いしますというふうにお伝えをしています。
また、事業者の皆さんのご協力をお願いするわけですけれども、その割引の範囲の部分で、例えば1万円であれば5,000円ですけれども、そこの部分については事業者の皆さんに補填という形でお渡しをしたいというふうに思っています。
当然、これによってキャンセルが増えるわけですから、そのキャンセルに応じて、この割引額分のですね、経済的な補填、支援を、観光事業者の皆さんにしたいと、いうふうに思っています。それをやっていきます。
日数はまだ決まってないと、報告は上がってないのでまだ決まってないと思います。
【知事からの追加発言】
すいません失礼しました。
いらっしゃいキャンペーンの話ですけれども、経過措置期間が2月1日までとなりました。
ですので、2月1日までを経過措置期間として、2月2日から2月20日まで、ここが利用停止期間、割引なしの期間になります。
ですので、2月1日までは、府民の皆さんに利用の自粛を呼びかけをしていますが、この割引等はあるということになりますが、
2月2日以降は完全に利用停止ですので、割引等の仕組みはないということになります。
事業者の皆さんには、宿泊については7日、そして、まん延防止適用日から7日、そして旅行業者については20日間の期間中のキャンセルについては、割引額分の補填をしたいと、補填をする予定です。
そのあたりの詳細については、事業者にお伝えを、担当部からお伝えをしているところです。
質問3. いらっしゃいキャンペーン
最後に、いらっしゃいキャンペーンについてお伺い致します。
いらっしゃいキャンペーンを2月1日まで経過措置期間とし、2月2日から停止にした理由は何でしょうか。
いらっしゃいキャンペーンについては、もう、まん延防止を要請した時からもう、利用自粛をお願いします、で、既存予約については、止めるという判断をしました。
黄色信号を点けた時から、新規予約は全て停止の判断をしました。
で、この措置期間については、やはり既にもう予約されてる、まん延防止で、もうこれは自粛して下さいって言ったのは既予約分ですから、既に予約されてる方への対応は丁寧にしていく必要があるという判断をしました。
そして、呼びかけの期間を一定、1月21日から設けて、1月27日の木曜日までの呼びかけの期間も設けて、そしてまん延防止適用の27日から一定の期間については、利用者の皆さんもそれは期待して予約してる分もあるわけですから、経過措置期間を設けるということは国との協議で決まりました。
国との協議の最終結果で、2月2日までは経過措置として利用できるという判断を、これは国との協議の中で成り立ちましたので、利用されてる方への配慮と、そしてこれを止めなければならないという要請、その中で判断したということです。
質問4. いらっしゃいキャンペーン
2月1日を待つまでもなく、これまで本当に毎日感染者数が最多を更新していますが、それについては、国には申し入れはされましたか。
それについてはとは、どういうことですか。
2月1日を待つまでもなく、もう既に最多を更新しているので、往来をすることは危険ではないかというような論点はなかったでしょうか。
不要不急の、この往来というのは控えて下さいということは、もうこれは呼びかけてお願いをしています。
そして、まん延防止の要請日から、もうキャンペーンの利用の自粛は府民の皆さんにお願いをしています。
関連ページ
今回の質疑応答で出てきました、「飲食店への見回り」や「大阪いらっしゃいキャンペーンの利用停止・経過措置期間」についての関連記事を紹介します。
もしよろしければこちらの記事もご覧下さい。
■飲食店への要請・協力金・見回り活動など
■大阪いらっしゃいキャンペーンの利用停止期間(2022.2.2~2.20)
最後に
この記事の内容は、2022年1月26日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。
文章では分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。