2021年11月15日に大阪市・松井市長の会見が実施されました。
その会見の中で、飲食店に関係しそうな質疑応答がありましたので紹介します。
この記事では、主に下記の項目についての質疑応答を紹介しています。
●政府が検討している行動制限の緩和について
●2類感染症の見直しについて
質疑応答
記者の方から質問が出た順番に掲載します。
質問1. 行動制限の緩和
政府が新型コロナ対策として行動制限の緩和策について、
認証店であれば緊急事態宣言中でも午後9時までの営業を認めて、お酒の提供も認めると。
さらに、ワクチン接種の証明書などがあれば人数制限もなくす方向で検討してるっていう報道がありましたけれども、
一方でその、感染対策としては、いかがなものかと言う指摘もあるようなんですが、市長はどのようにお考えでしょうか。
これはもうあの、コロナの感染、パンデミック始まってもう1年、2年近くになってくる中でね、やはり、もちろんコロナという感染症を軽く見るわけじゃないけれども、同じように商売やってる人たちの生活、命に関わってきてる部分もありますので。
今ワクチンが出来て、経口薬もそろそろ承認されるであろうと、こういう時期になってきましたんで。
今は、まだ感染症の指定分類は2類に指定されますけども、
死亡率見てもインフルエンザ程度という数字も出てきてるんで。
やはり、感染対策一辺倒ではなくて、経済を動かしながら感染症と対峙していくというのは非常に必要なことだと思っております。
ただ、今日も、大安研(大阪健康安全基盤研究所)の朝野先生がちょっとおっしゃってましたけども、ウィルスが変異する時の、変異することによって、感染拡大期に入っていくわけですから。
そういうエビデンスをもとに、その時に人流をどう抑えていくかという、そういう事を国の専門家会議の皆さんに、議論して頂きたい。
そういうエビデンスをもとに、人の行動制限っていうのを、こうあるべきというのをはっきりと示して頂きたい、こう思っています。
質問2. 2類感染症の見直し
保健所の体制強化にも関係してくるんですけども、
先ほど市長おっしゃった、感染症2類の指定、これ速やかに国の方で見直すべきだというふうにお考えでしょうか?
速やかにというよりも、議論はスタートするべきだと思ってます。
経口薬が出来た時点でね。
だって、ワクチンが出来て経口薬が出来れば、それから今、カクテル療法も、これ間違いなく3日以内なら重篤化を抑えられるということを、これは大阪府の十三で、積極的に取り組んだ結果が出てるわけですから。
そういう結果と、それから経口薬の開発状況と合わせて、やっぱり見直していくべきだと、こう思ってます。
最後に
この記事の内容は、2021年11月15日の情報です。最新情報は大阪市のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しできているわけではありません。
文章で分かりにくい部分は、動画などでもご確認頂ければ幸いです。
ちなみに、動画は会見当日に、テキストは会見の2日後(休日と祝日を除く)を目途に大阪市のHPに掲載されています。