大阪府では、2021年9月9月に「第58回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」が実施されました。
その中で発表された資料の中から、飲食店に関係する情報を紹介します。
この記事では、「時短営業の協力状況」「要請に応じない店舗への法的対応」「ゴールドステッカーの申請状況」について紹介します。
時短営業の協力状況
大阪府では、営業時間短縮の要請に協力しているかどうか見回りが実施されています。夜の時間帯に見回りをされた結果は次の通りです。(2021年8月31日時点)
■大阪府内
95,445店舗見回りをした結果、判断できなかった1,137店舗を除くと、98.7%が協力されていたそうです。
■大阪府内のうち、キタやミナミ地区などの繁華街
7,455店舗見回りをした結果、判断できなかった191店舗を除くと、96.1%が協力されていたそうです。
時短営業の要請に応じない店舗への法的対応
営業時間短縮の要請に応じない店舗については、特措法に基づいて、過料に至る手続きが実施されているそうです。
手続きの流れとしては、「営業時間短縮命令の事前通知」や「弁明の機会の付与」、「営業時間短縮命令の通知」など、その他にも何段階かを経てから「地方裁判所へ通知」となります。
これまでの緊急事態宣言について、各期間毎の対応件数は下記の通りです。(2021年9月8日時点)
■2021年4月25日~5月31日分:
「裁判所への通知済み」が11店舗
■2021年6月1日~6月20日分:
「裁判所への通知済み」が17店舗
「裁判所への通知に向けて協議中」が4店舗
■2021年8月2日~9月12日分:
82店舗に対して、「営業時間短縮命令の事前通知」を実施。
63店舗に対して、「営業時間短縮命令の通知」を実施。
(「地方裁判所へ通知」の店舗数についてはまだ数値が記載されていませんでした。)
ゴールドステッカーの申請状況
2021年9月9日の9時30分現在、ゴールドステッカーの申請件数は40,888件となっています。その内訳は下記の通りです。
①審査前:317件
②書類審査中(修正依頼中):5,807件
③書類審査中(修正後確認中):1,840件
④現地確認の申込を依頼中または予約済み:4,446件
⑤現地確認終了(一部改善等):1,365件
⑥認証(交付・発表):27,113件
通常、ゴールドステッカーを取得するためには書類審査に合格した後、現地確認の審査にも合格する必要があります。
関連する記事を書いていますので、これから取得される方はご参考に。。
■現地確認の日程を予約する方法はこちら→【大阪府・飲食店】ゴールドステッカーの現地調査_オンライン予約の方法_2021.7.21時点の情報 - ヤドカリブログ
■現地確認で実際にチェックされた事項についてはこちら→【大阪府・飲食店】ゴールドステッカーの現地調査でチェックされること_2021.7 - ヤドカリブログ
■現地確認に合格した後にしなければならない事はこちら→【大阪府・飲食店】ゴールドステッカーの発行方法_現地確認に合格した後の作業_2021.8.9時点の情報 - ヤドカリブログ
最後に
この記事で紹介した内容は、2021年9月9日時点の情報です。最新情報は大阪府のホームページなどでご確認下さい。