2021年9月10日に大阪府・吉村知事の会見が実施されました。その中で飲食店に関係しそうな質疑応答がありましたので紹介します。
この記事では、「行動緩和の実証実験について」質疑応答を紹介します。
記者からの質問と知事の回答は下記の通りです。
質問1.行動緩和の実証実験について
ワクチンに伴う行動緩和の実証実験についてなんですけど、大阪として手を挙げたいという事ですけど、例えばイベントとか飲食とか色々あると思うのですが、どういったものを想定されているのか、知事の考えを教えて下さい。
飲食ですね。飲食は検討したいと思います。
それ以外にちょっと今、色々国とも詰めているので、ある程度まとまればまた、手を挙げようと思っています。
イベントはちょっとどうなるのか。イベント自体は愛知で行われた大規模イベント、ああいったことは想定してやるべきだと思いますし。
大阪でそこまで大規模イベント、実証実験の対象になるようなものがどこまであるかなというふうに思いますし、これは首都圏で色々あるでしょうし。
僕自身は飲食店の皆さんに非常にずっとお願いもし続けてるし、なんとか、食の街ですし、このコロナと共に共存できる道がなんとかないものかという意味で実証実験。
課題も沢山あるので、もちろん実証実験やったうえで課題をあぶりだして、多くの人に理解してもらえるような制度にしないとあかんと僕は思ってますし。
そういった意味で僕自身は前向きですから、実証実験を大阪で手を挙げようと思っています。
飲食を中心に、他の分野もあるかもしれません。ちょっとここは今まさに日ごと詰めている、そういう状況です。
質問2.行動緩和の実証実験について
まだ固まっていないと思うんですけど、飲食のところの実証実験で、府内のゴールドステッカーのお店とかを対象にするお考えはありますでしょうか?
もちろんです。ゴールドステッカーじゃないお店を対象にするつもりはありません。
ただ、実証実験なので、そんなに多くの店舗数をやらないと思います。これは国が最後制度設計をしてきます。そういった意味では、今大阪ではだいたい5万店舗くらい飲食で、ゴールドステッカーの申請をしてくれているのが4万店舗ありますし。だいたい支援金でいうと5万6,000件くらいが対象となってきますし。そのくらいの規模ですけど、実証実験ですから、ものすごく、まさに実験なんで、かなり少ない数でやるんじゃないかとは思ってます。
ただそこの数決めるのは国だし、ただ大阪府としては手を挙げて、大阪でやりますということの意思表示はしたいと思っています。
質問3.行動緩和の実証実験について
地域とかもある程度絞ったりは考えられていますか?
それはだって飲食の中心だから、これからですけど、繁華街でしょう。大阪市内の繁華街になると僕は思います。
最後に
この記事の内容は、2021年9月10日の情報です。最新情報は大阪府のホームページ等でご確認下さい。
なお、発言内容を一言一句全て書き出しているわけではありませんので、わかりにくい部分については動画などでご確認いただければと思います。