2021年7月7月に「第54回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」が実施され、現在実施中のまん延防止等重点措置期間が終了した後の要請内容などについて、議題にあげられていました。また、飲食店への見回りやゴールドステッカーに関する内容も話されていました。
この記事では、会議中に発表されていた「見回り隊の活動内容と実施状況」「ゴールドステッカーの申請状況」について、発表資料と発言内容をまとめたものを紹介します。
飲食店の見回り隊は、目的に応じて複数結成されています。ここでは、「時短営業への協力状況を確認する見回り隊」と、「感染防止対策を助言する見回り隊」について、現在の活動状況を紹介します。
見回り隊① 時短営業の協力を確認する部隊
■目的
営業時間短縮への協力状況を確認する。
■対象
大阪府内(町村を除く)の飲食店 約10万店舗
■見回り時間
夜8時~夜9時半の時間帯
■活動方法
外観等で営業時間短縮への協力状況を確認。
■活動状況
7月6日時点で 約79,000店舗の見回りが完了。
見回り隊② 感染防止対策を助言する部隊
■目的
感染防止対策の指導・助言を行うとともに、ゴールドステッカーの申請を勧奨する。
■対象
大阪府内全域 約58,000店舗(テイクアウト店等を除く)
■活動時期
2021年6月21日~7月11日(土日も含みます)
■見回り時間
夜5時~夜8時
■体制
大阪府の職員のみで800人(400班)体制
■活動状況(集計中)
見回り店舗数 約56,000店(実施率約97%)完了。
そのうち臨時休業等による不在は 約25,000店(約45%)。
ちなみに、緊急事態宣言中は休業等による不在等は77%でした。
ゴールドステッカーについて
2021年6月16日からスタートしたゴールドステッカー制度について、審査状況が発表されていました。
<審査状況>
2021年7月7日9:30時点の申請状況は下記の通りです。
■申請件数:31,175件
■審査前:12,952件
■書類審査中(修正依頼中):12,790件
■書類審査中(修正後確認中):3,311件
■現地確認の申込依頼:1,622件(うち予約済みは669件)
■現地確認終了(一部改善等):348件
■現地確認終了(認証):152件
申請件数に対する審査割合は現在約6割ですが、申請件数の増加スピードは初期に比べて緩やかになっているので、審査割合はさらに上がっていくと思われます。
<審査体制>
ゴールドステッカーの審査体制については、下記のように発表されていました。
■ゴールドステッカーの審査等は外注先の体制強化を図っている。
■現在300人体制ですが、今週末ごろには400人体制となり、ペースアップを図っています。
最後に
この記事で紹介した内容は、2021年7月7日時点の情報です。最新情報は大阪府のホームページなどでご確認下さい。