2021年5月31日に大阪府吉村知事の囲み会見が実施されました。この記事では、会見中の質疑応答の中で、大阪府の飲食店に関係する部分を紹介します。今回は、協力金の支払い進捗と、飲食店個別認証制度についてです。
協力金の支払い進捗
大阪府の要請に協力した、事業者に対する協力金の支払いについて、現状の支払い状況が質問されていました。支払い進捗は以下の通りです。
■第1期(協力要請期間2021.1.14~2.7)
5/31支給完了 : 約8割
書類不備 : 約1割
不支給見込み(不正が疑われる案件):約1割
■第2期(協力要請期間:2021.2.8~2.28)
5/31支給完了 : 約5割
残りの事業者への支給は6月中に完了予定です。
飲食店の個別認証制度について
現在大阪府では、飲食店の個別認証制度が検討されており、6月中の導入を予定されています。その制度について、記者から「改めて見回り隊が審査するのですか?」という質問が出ていたので紹介します。
(個別認証制度の詳細は別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください↓)
緊急事態宣言中における、飲食店への見回り隊活動は終了したそうです。その調査結果によると、確実に全ての項目を実施されていることが確認できたお店は、約3割でした。その店舗については、申告や審査は必要でも、再度見回りに行く必要はないと考えられています。
一方、それに該当しない店舗については、見回りが必要で、チェックをしようと考えられています。「新たな審査制度に基づく、現地の調査体制を構築します。」とのことでした。制度設計中なので詳細が決まれば改めて発表されます。
最後に
この記事の情報は2021年5月31日時点の情報です。最新情報は大阪府のホームページをご確認下さい。