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【飲食店・大阪市】大阪市内全ての飲食店等に対して実施される見回り隊の調査について_2021年4月5日発表分




大阪市の見回り隊がチェックする内容・罰則

大阪市内で営業する全ての飲食店等に対して、2021年4月5日~5月5日の期間、見回り隊による現地調査が実施されることになりました。4月5日に大阪市役所で出発式があり、すでに活動が始まっています。まん延防止措置等重点措置区域に指定された大阪市内の飲食店に個別訪問し、感染防止対策の実施状況を確認するそうです。

 見回り隊は何をチェックするのか?

”知らない間に外から様子を覗いてチェックされて終了されるのかな?”と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはなさそうです。お店側と一緒にチェック項目を確認するそうです。場合によってはアドバイス等があるみたいです。

主な確認項目

・アクリル板等の設置(できない場合は座席の間隔が設けられているかどうか)

・換気の徹底、CO2センサーの設置

・消毒液の設置(手指消毒の徹底)

・マスク会食の徹底

 調査員として派遣されるのは、大阪府大阪市の職員の他に、委託事業者が予定されています。

2021年4月5日の大阪府知事の会見で説明されていた、見回り隊活動の具体的な内容は次の通りです。

〈調査内容について〉

「簡単なチェックシート」と「セルフチェックシート」の2種類準備されています。

「セルフチェックシート」は、飲食店側に渡し、飲食店自身で細かな部分の感染対策を強化するために使って下さいとのことです。

「簡単な方のチェックシート」は、先に挙げた大まかなチェック項目が設定されており、お店と行政が情報共有するために使用されるとのことです。対応済みの項目と、未対応の項目を情報として残すそうです。

〈罰則の対象について〉

チェックシートの項目が満たしていないからといって、直ちに命令が施行されるわけではないそうです。

 例えば、CO2センサーについては命令の対象にはなりませんが、協力してほしい項目だそうです。また、マスク会食の徹底については、促す義務はありますが、最終的にはお客様の行為になるので命令の対象にして罰則とするのは、なかなか難しいと考えているとのことでした。

 しかし、 特に悪質だと判断された場合は罰則の対象になる可能性があります。営業時間の短縮について協力せず、お願いしてもなお、協力しない場合は、命令の対象になる可能性があるそうです。

 ちなみに、感染対策として購入するアクリル板やCO2センサーについては補助金制度があり、別記事に記載していますのでそちらも参考にして下さい↓ 

yadokari202.hatenablog.com


最後に

「罰則」と聞くと不安になる方もいるかも知れませんが、慌てなくて大丈夫です。

不当に高い商品を買わされたりしないことを願います。

不安な気持ちになっている飲食店の方が身近にいる場合は、ぜひ教えてあげてくださいね。


見回り隊について記載した今回の記事は、2021年4月5日の大阪府吉村知事の囲み取材の会見を元に作成しました。

実際の会見映像は、大阪維新の会やテレビ局がユーチューブにアップしていましたので、そちらもご覧くださいね。